NANAさん、赤ちゃんに使うお尻ふき(トイレに流せるタイプ)も
いいアイデアですね~!
NANAさんから
『仙骨神経刺激療法』に関する情報を教えてもらいました[E:new]
(゚▽゚*)
NANAさんコメントより
http://www.info.pmda.go.jp/nmdevices/M201300033/530366000_22500BZX00419000_A100_1.pdf
こちらに仙骨神経刺激療法について詳しく載っています。
見にくいですが、見てみて下さい。
貴重な情報をありがとうございます[E:shine]
今日は休みだったので、
このPDFをじっくり読んでみました。
私なりにまとめてみたので
よかったら参考にされてください。下記↓↓
(実際に読まれた方が正確な情報がわかりますよ[E:search]^^)
こちらのPDF資料には
便失禁の最新の治療法だと注目されている
仙骨神経刺激療法に使用する機器を
販売会社さんが、公的な機関に申請して、審査してもらわれていて
その審査結果がまとめられています。
この資料を読むと
仙骨神経刺激療法とはどんな治療法なのか?
どんな機器を使うのか?
使った患者さんは、どんな結果だったのか?
どんな症状の人におすすめの治療法なのか?
ということがわかります。
もう一度、URLを載せておきますね。
クリックしたら資料が開きます。
http://www.info.pmda.go.jp/nmdevices/M201300033/530366000_22500BZX00419000_A100_1.pdf
これは今年の8月に発表された資料ですから、最新の結果・情報だといえますね!
(平成25年8月28日)
この資料をつくったのは
医療食品局審査管理課 医療機器審査管理室となっています。
審査をお願いした会社が
仙骨神経のこの機械を販売する会社となりますね。
日本メドトロニック株式会社
となっています。
販売する品の名前は
『InterStimⅡ 仙骨神経刺激システム』
となっています。
これが埋め込むものというわけですね。
審査をおこなったのは
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
です。
便失禁の『仙骨神経刺激療法』に使用される器具。
お尻(肛門?)に埋め込んで使うものです。
心臓病の患者さんに使われるペースメーカーみたいなものでしょうか。
便失禁の方への最新の注目されている治療法が『仙骨神経刺激療法』
なのですが、
便失禁の原因でもある弱っている仙骨神経に刺激をあたえて
便失禁を少しでも減らそう!という治療です。
【使用目的】
埋め込み型の神経刺激システムで、保存的療法が無効 又は
適用できない患者に対し、
便失禁の改善を目的とする仙骨神経刺激療法に使用される。
【承認の条件】
便失禁に関する十分な知識・経験を有する医師が
適応を遵守し
講習の受講等により本品の操作に関する技能や手技に伴う
合併症等に関する知識を得た上で行う。
【便失禁患者の苦しみ】
この中に書かれているのですが
『便失禁は生命を脅かす疾患ではないが、
自尊心の低下
自己嫌悪
失禁への不安
失禁に伴う臭いの問題
など、患者の心理的影響や
QOL(生活の質)の低下をともなう。
とあります。
ほんと そうですよね(;ω;)
日本国内の便失禁患者は約100万人と推測されているそう。
(今年8月時点で)
【便失禁の原因】
分娩時の括約筋損傷、
器質的機能低下
脳梗塞
認知症
加齢
などさまざまである。
ちゃんと分娩時(出産時)とも書いてありますね!
【便失禁の治療法】
★海外⇒⇒ 第4回 国際失禁会議でRecommendaticnが公表された。
保存的療法
・食物繊維に注目した食事指導
・軟便に対する薬
・バイオフィードバック療法(肛門をしめるトレーニング)
しかし、これだけでは改善しない患者さんに対しては外科的療法になる。
(表1) 括約筋損傷度に応じた便失禁治療 より
どんな治療法をするのかというと
患者さんの状態によって3つに分けると
①括約筋損傷なし ⇒ 仙骨神経刺激療法
②括約筋損傷180度未満⇒ 括約筋修復術、 仙骨神経刺激療法
③括約筋損傷180度以上⇒ 症例に応じた治療
・括約筋再建術
・筋移植
・順行性洗腸 (虫垂瘻や盲腸瘻を作って腸を洗う)
・人口肛門 (ストーマと言われるもの)
・仙骨神経刺激療法
など
つまり、盲腸のところあたりに穴を開けて腸を洗うとか
人口的に肛門を作るとか
そんな大掛かりなことをするよりも
『仙骨神経刺激療法』は、機械を埋め込む治療法なので
体の負担や日常の対応も少なくて済む
ということでしょうか。
私は、先日の肛門科受診で『肛門エコー検査』をしたら
括約筋損傷 223度だったので
③にあてはまります。
【具体的にどんな効果が得られるのか!?】
この仙骨神経刺激療法をやったら、いったいどんな効果があるのか!?
ここ大事ですよね。
興味もあります。
これについて
(表1)の下に書かれている文章に書いてあります。
今の段階で提唱されている効果みたいですが。
ここは長文ですので実際に読まれてください。^^;
【尿失禁の治療にも!】
仙骨神経刺激療法は、尿失禁の患者さんにもいいようですね。
(表2) 刺激装置前世代品との比較
では、③が今回の最新品なのですが
適応疾患に『尿失禁、排便障害、便失禁』と書かれています。
【気になる術後の不具合は?】
(表6)が、この装置を埋め込んだあとの、不具合の割合です。
痛い(疼痛)が一番多い不具合ですが
それでも 0・66%です。
(1000人して6人が痛いと言ったくらいになります)
【埋め込んだ患者さんを調査】
120名の方が、この仙骨神経刺激療法を行われています。
それを調査結果としてまとめてあります。
女性110名
男性 10名
合計120名です。
(表8)では、この120名の便失禁になった原因。
なんと! 分娩(出産時)の損傷が46%です。55名の方が分娩時の括約筋損傷のようです。
私と同じ!!
(表8)便失禁の種類では
漏出性と切迫性がありますが、
漏出性・・・便意も感じないで漏れる。
切迫性・・・便意は感じるが我慢できなくて漏れる。
私は切迫性にあたりますね^^;
【埋め込み後の改善結果は?】
さて、120名の方は、埋め込んだあと改善したのでしょうか!?
(表10・11・12・13)に結果が出ています。
120名中 ⇒⇒⇒ 88名
が埋め込んでから便失禁がなくなった、または、以前の50%以下になった
という結果がでています。
7割以上の方に効果があったという結果ですね[E:flair]私にも効果あるかな~(*゚∀゚)=3ハァハァ
NANAさん、貴重な情報ありがとうございました!!
かおりさん
まとめてくださってありがとうございました!とてもわかりやすかったです!
よくよく読んでみると、仙骨から神経を刺激してみて神経がきちんと働いている事を確認してから埋め込むみたいですね。
という事は…
私のように神経が傷んでしまっている場合は適さないような気がします…。
でも、生きていく上で失禁がひどくなるようだと何かしたいですよね。
そう考えると、最終的に私はストマかもしれません。覚悟はできてるんですけどね。
担当医から将来的に勧めたい治療だと言われましたが、どうなんだろう。